家事室
家事を集中して行うことができる家事室が、最近主婦たちの間で非常に注目されています。主婦にとって家事は365日休みがなく、自分が高齢になった時でも続けなければならないだけに、毎日の家事を少しでもラクに、そして効率良く行える住まいこそまさに主婦にとって満足度の高い住まいと言えるのです。
家事室は、家事を行う上で最も行き来をするキッチンと洗面室この2空間を繋ぐ形で配置されることが多いです。ここに家事室を設けることで家事を行う上で無駄な動きを省くことができ、その結果家事効率を高められるのです。家事室は、洗濯物を洗う・干す・たたむ・しまうという一連の作業を一か所で行うことができるようにしておきます。
洗濯機を設置して、天井には室内物干しを設けておきます。天井にビルトインタイプの室内物干しを設けておけば、使わない時は天井にスッキリと収められて狭さや窮屈感を与えません。広さに余裕のない家事室となってしまう場合にはこのようなタイプのものを取り入れるといいでしょう。共働きの家庭では夜洗濯を行うことも多いです。室内物干しがあると干し場に困りませんし、冬期や梅雨時期にも洗濯物のきちんと干すことができます。
衣類がしっかりと乾くように衣類乾燥機を設置しておいたり、湿気や換気対策として換気扇や窓を設置しておくといいでしょう。そして、洗濯物をたたんだり、アイロンがけに便利な作業カウンターを設けておきます。電化製品を使用するためカウンター周りにはコンセントが必須ですし、ママの憩いのスペースや裁縫スペースとしてなどにも利用できます。
そして、壁一面を利用してファミリークローゼットを設けておきます。たたんだ洗濯物をその場でサッとしまえるクローゼットを設けておけば、家事効率が格段と高められ家事の時短を実現させることができます。
このように家事を集中して行える家事室を設け、毎日の家事が少しでも楽になるようにしておきたいものです。